2022.01.20
こんなところから雨漏り?わずかな隙間から雨水侵入
三重県の防水工事店 多気郡、度会郡、伊勢市、志摩市、松阪市、津市、鈴鹿市でベランダ・バルコニー防水工事・屋上防水工事・外壁塗装・雨漏りでお困りならピタワークスにご相談ください。
今回は雨漏り修繕のご紹介です。
伊勢志摩地区にお住まいの方からご相談頂きました。
依然に工務店さんからの依頼で屋根のFRP防水工事をしましたが、数か所あった雨漏りのうち止まった箇所と止まらない箇所があるとの事。
ちなみに前回の工事では雨漏りのことはお話になられなかったので、申し訳なく思っています・・・。
今回は足場まで組んでいただき(;’∀’)徹底的にすべての雨漏りを止める!という使命があります。
プレッシャーはありますが気負いすぎると大事な部分を見落としてしまう・・・
今日も平常心で取り組みます(これがなかなか難しい(;^_^A)。
先ずはお客様に室内の雨漏り箇所の確認と聞き取りです。
聞き取りのため事前にお客様にご在宅の確認を取ってあります。
ヒアリングの情報をもとに前回目の届かなかったところをチェック。
大事なのはいくつかの仮説を立てることです。むしろ仮説が浮かばないようでは着工してはいけません。闇雲に手を付けて運よく雨漏りがおさまったとしても、その理由がわからないからです。
雨水の侵入口と当該雨漏り箇所の道筋をイメージします。
可能性のある侵入口が見つかりました。
お客様の話では
〇しとしと雨では気づきにくいがよく見ると天井の色が変わる
〇長雨になるとしずくが垂れる、または雨量が多いとしずくが多くなる
〇台風の雨でしずくの量が増えるとは言えない様子
〇雨降りのたびに観察している訳ではないのですべて正しいかどうかはわからない
以上の情報と雨漏り箇所の位置関係からしてもこの隙間からの雨水侵入は整合性があります。
(尚、今回散水試験はしないことで了解を得ています。)
足場を組んでいただいたお陰でこの角度からじっくり調査できます。
何より作業性が抜群です。
ブラシで汚れを落としプライマー塗布することで塗布剤がはがれる心配はありません。
より防水性の高いポリエステルパテで押し込むように塞いでいきます。
コーキングでも雨漏りは止まりますが、あくまでも応急処置と思った方がよいでしょう。
一面に樹脂を塗り長持ちするようにゲルコートで仕上げました。↓
施工後、雨が降って雨漏りが止まったことを確認して頂くまでは工事終了とは言えません。
あくまで様子を見て頂くということで当日は現場を後にします。
そして半年以上経過、その間まとまった降雨もありましたが今のところ治まっている様子。
今回のように足場を組むなど費用面で高額になる場合ももちろんありますが、
作業性の良さと安全性をご理解いただいたお客様に感謝致します。
最後までご覧いただきありがとうございました。