三重県の防水工事店　多気郡、度会郡、伊勢市、志摩市、松阪市、津市、鈴鹿市でベランダ・バルコニー防水工事・屋上防水工事・外壁塗装・雨漏りでお困りならピタワークスにご相談ください。

こんにちは。ピタワークスの舘です。

今回は年末年始の連休に行った自宅バルコニーのメンテナンスをご紹介します。

いや、メンテナンスを兼ねた「実験」です。

私の家のバルコニー防水は塩ビシート防水工法です。ハウスメーカーの推奨は「既存の防水を撤去して新規のシート防水にやり替える」というものですので、「教科書通り」ではないやり方だということを最初にお断りしておきます。

 

軽量鉄骨造りにお住まいの方にとっては、とても貴重な実験ですので最後までご覧いただきたく思います。

さて以前にもご紹介させていただいたことのあるシート防水の改修工事ですが、全く同じ要領となります。

ただし、せっかくの実験台ですから失敗をしてみようと(笑)。

まずは塩ビシートの上に下地調整剤を塗布します。

セメント+樹脂+水で良く攪拌します。

今日の工程はこれで終了ですが、今晩の予報は雨です。

はたして下地調整剤が雨の影響をどれ程うけるのか？

 

夜、結構降っています☂

明日の結果はいかに・・・

 

翌日。

一見よさそうですが・・・

軽くケレンしただけですぐに剥がれます。表面がとても脆弱で、これではとても下地では使えません(-_-;)

 

全部取り払って、一からやり直しました。

このやり方はシート防水より大幅なコストカットができるものの、数時間後及び翌日の降雨予報には施工不可ということです。二日連続で降雨予報20パーセント以下程度でないと心配ですね・・・

やり直したものは事例紹介に画像を貼っておきますのでご覧ください。

 

失敗から学ぶことは多いですね。

知識でしかなかったものが経験として完全に蓄積にされます。

職人が成長するには、

講習で学ぶ、専門書を読む「インプット」

実際にやってみる「アウトプット」

やってみて失敗したところを改善してみる「技術習得」

の繰り返しでしか成長できないと実感します。

すべての業務で失敗する必要はないと思います。一つの失敗で関連する業務すべてに応用力が付きます。これはインプットありきの応用力と言えるでしょうね。

 

お客様、お取引先に適切なアドバイスができるようになるのも大きいですね。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。