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2024.09.01

厨房の床が防水工事で生まれ変わった

三重県の防水工事店 多気郡、度会郡、伊勢市、志摩市、松阪市、津市、鈴鹿市でベランダ・バルコニー防水工事・浴室改修工事・屋上防水工事・外壁塗装・雨漏りでお困りならピタワークスにご相談ください。

 

いつもお得意様のご依頼及びWEBでの新規お問い合わせいただきありがとうございます!

私の住む三重県では今まさに台風が通過中であり大雨が降っています。

こんな日は外仕事も出来ず、もっぱら事務作業と余った時間でブログを書くのですが、電話が鳴るとドキッとしますね💦

何せ年々増加する仕事の依頼が雨漏りがらみの防止工事が多く施工難易度が高くなっているのです。

台風はまさに自分の仕事の答え合わせ。

自信を持って仕事をしていますが、一回の施工で完全に雨漏りシャットアウトが難しい現場もあります。この仕事は雨の日に休養ができる、とは言えません(笑)

良く言えばとてもスリリングでやりがいを感じます。

今回もスリリングな仕事には変わりないのですが、雨漏り工事ではなく弊社の工事内容としては「初の試み」という意味でドキドキな施工でした。

 

では参りましょう。

こちらの画像は今回ご依頼いただいた施設の厨房です↓

この厨房が保健所の指摘を受け、何らかの形で改善しなきゃいけないというもの。

画像では塗床材が剥離しているのがわかると思いますが、一番の問題は排水溝の淵にくぼみが出来て水が捌けないということにあります。水が溜まることが衛生的に良くないと指摘されたのです。

この施設に休みはなく厨房では毎日調理をするので防水工事は夜間工事でおこなうことになりました。

翌朝も早くから厨房で調理する為、毎晩1工程ずつ、しかも5時間程度しかできません。自身初めての夜間工事。それに加え工事自体が初の試み。

頭の中で描いたものが形になるのか不安に駆られながら三日間の工事スタートです。

厨房は作業の終わりに調理場を水で流して終了となるため、防水工事の前提として作業面を乾燥させることが必須。ポリエステル系でもエポキシ系でも水分は大敵です。

ヒートガンで被着面の水分を完全に飛ばします。

この地味な工程を甘く見ると適正な接着力が得られません。

タイムリミットは硬化時間を考えると1日5時間、時間は限られているので「確実に急げ」という話です。

乾いた後プライマー塗布、そしてこちらが初めて試みる作業↓

樹脂に専用の骨材を混和してドロドロの液で埋めていきます。

実をいうとこの時かなり焦っています💦

理論上は上手くいくというだけであって実際の現場は思いがけないことが起こる、仕事はそう甘くはない。何度も痛い目に合っています(>_<)

新しいことに何回もチャレンジしてきた人にはわかっていただけると思いますが、私はこのドキドキが病みつきでやめられないのです(笑)

やばい、、、かなり時間掛かっています、、、

粘度調整を繰り返し、なんとかすべて埋め終わりました(;^_^A

しっかり窪みが埋まっています。👍硬化時間も適切👍

かなり上手くいきほっとします(≧▽≦)

 

初日は夜中の3時で終了(;^_^A

 

さあ2日目の夜業開始、昨日と同じ20時スタートです。

こちらは出入口、いつものFRP防水です↓

いつもの作業は安心しますね♪

初日埋めた部分は今日は骨材抜きでサラッとした樹脂を一層流してレベリングします↓

中塗りは着色すると塗り残しが防げます☆

2日目は12時に終えることが出来ました♬

 

そして最終日。 硬貨の具合も良好☆

掃除の後の水溜まりも解消されています☆!(^^)!

トップコート塗布。

調理作業の際、滑らないよう骨材を入れてあります。

出入り口付近はガタガタでしたがこの通り!↓

無事完了!

後日訪問させて頂きましたが「全く問題ありませんよ!」とお言葉頂きました!(^^)!

今回は保健所から指導を受けご依頼いただいた仕事でしたが、おなじようなケースでお困りの施設は少なくないのでは?と思いました。部分的な施工も出来て水に強い施工方法ですので自信を持ってオススメしますよ☆

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最後までご覧いただきありがとうございました。

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