2021.12.30
三重県での防水工事 業者選びに後悔しない3つの条件
今年もたくさんの方々に工事依頼頂き忙しくさせて頂きました。
全国展開のハウスメーカー様、地域密着の工務店様、ホームページを見てご依頼下さったお客様、建築関係の友人等、今年1年、本当にありがとうございました。
今回のブログはこの一年間の振り返って感じたことを書いてみたいと思います。
防水工事が必要とされるとき、そんな時は急を要することが多いようです。
防水工事・雨漏り修繕は建築業の中でも経験と知識をもった人材が少なく、身の回りの友人・親族関係などからは優良な業者にたどり着かないことが多いようです。
弊社は紹介の仕事が大半ではあります。
いまではWEB検索でホームページからの依頼も増えましたが、インターネット検索が当たり前でなかった頃はなんとなく頼んだ業者さんとの工事後の残念な話をよく聞き、とてももどかしく思っていました。
そこで防水業者選びの要点を3つにまとめてみました。私なりの意見ですので参考にしていだだければと思います。
- 信頼できる人脈からの紹介
とにかくこれに尽きると思います。一押しの業者がいるとのことであればほぼ問題ないでしょう。ただ、忙しくて待たなければいけないケースも考えましょう。
- 経験年数と有資格者であるかどうかはとても大事
経験年数10年前後に多いのが勘に頼ることです。教科書通りの現場なら問題ありませんが、増築を繰り返している現場や過去に他社でメンテナンス後不具合がおこった現場などは施主様にしっかりと聞き取りしないと思わぬ落とし穴が待っています。実技と学問はまさに車の両輪だと思いますね。
- 極端な高価格、極端な低価格は要注意
経験上、安すぎるのはとにかく問題ありが多いですね。技術的なことを質問してみるといいと思います。高額だなと感じたら合い見積もりをしましょう。
大まかにこのような感じでまとめましたが、近年、とくにコロナ過に入ってからものすごい変化を感じますね。
この1、2年で資材代金は10~15%高騰し(業種によってはそれ以上)、日頃から適正価格で事業運営していれば当然ながら工事代金に反映せざるを負えません。
この状況下、事業主の考え方で差異が生まれています。
こちらも3つに分けてみます。
1つ目は、会社と職人の収入は維持しながら資材費や運搬費の分だけ計上する。
2つ目は、資材費や運搬費以上に値上げをする。すなわちこの際、利益率のアップも見込んでいる。ただし値上げはユーザーにとって悪いことでだけでなく、質の高いサービスを提供するきっかけでもあります。
3つ目は、仕事が減るのを恐れ現状維持又は仕事が減った穴埋めとして値下げをする。
いかがでしょうか?今の時代経営者は非常に難しい判断に迫られています。
皆さんが業者選びをする際は、このような視点も考慮して頂ければ納得のいく依頼ができるのではないかと思います。
ご覧いただきありがとうございました。