2022.05.05
三重県松阪市デザイン住宅 お洒落なテラス風バルコニーのリフォーム
三重県の防水工事店 多気郡、度会郡、伊勢市、志摩市、松阪市、津市、鈴鹿市でベランダ・バルコニー防水工事・屋上防水工事・外壁塗装・雨漏りでお困りならピタワークスにご相談ください。
こんにちは。ピタワークスの舘です。
4月は毎年、雨と晴れの周期が短く防水屋にとって施工が難しい時期でもあります。
朝方まで降雨があれば朝から晴れでも半日は下地の乾燥に充てなければなりません。
朝から一気に作業と言う訳にはいかないのです。
しかしながら売り上げ優先、業務の詰め込みすぎなどの理由で無理に施工してしまうことが少なくありません。
恥かしながら、かつての自分にもありました。
施工後の不具合の理由は何も技術不足、経験不足だけではないということも注意すべき点であります。
そんな難しい防水工事ですが、5月のGWから梅雨までは気温、天候が安定する防水工事に適した時期でもあります。
さて、今回のご紹介は松阪市でのバルコニー改修工事です
大きくてお洒落な住宅。
バルコニーも広くやりがいのある改修工事です。
↑既存はゴムシート防水。トップコートが劣化で黒ずんでいます。
↑排水口の状況。防水層が痛んで吸水性をもつと土が堆積し苔が付きます。
人間の目には平らに見える防水面ですが表面はザラザラでスポンジのように吸水しています。
土埃が堆積すると湿り気のある状態が続きます。
住宅を長持ちさせるには「濡れたら乾かす」に限ります。
梅雨入り前に水洗いして汚れを落としておきましょう。
作業にかかります。先ずは私の大好きな水洗い!(^^)!↓
ピカピカになりました!
めちゃくちゃ気持ちいいですね~
洗いの最中に浮きを発見。
直径15㎝ほどの小さな浮きでしたが大まかに切り取っていきます。
浮きはFRP防水で施工後ならば、そのままでも問題ないと思います。
私は歩行面であれば切り取って補修しますが、歩行面であっても足で繰り返し踏んだりしないかぎり破断することはありません。
今回はもちろん補修しておきます。
せっかくの広いバルコニーですから、気持ちの良い空間にして頂きたいと思います。
既存防水の上に新規防水を引くやり方を「かぶせ工法」と言います。
撤去する手間と廃材処理が必要なく、防水も二重になるので弊社ではほとんどの場合「かぶせ」ます。
ガラスマットを引いて樹脂を含侵させた画像です。↓
強化プラスチックの層を現場で作成するイメージと言えばわかりやすいでしょうか。
トップコート塗布↓
FRP防水は汚れが付きにくいのが良いですね。ブラッシングしなくても水洗いだけで清潔を保てます。
梅雨入り前にバルコニーの排水回りを点検しておきましょう。
今回もご覧いただきありがとうございました。