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2022.05.22

バルコニーのスジは雨漏りの予備軍

三重県の防水工事店 多気郡、度会郡、伊勢市、志摩市、松阪市、津市、鈴鹿市でベランダ・バルコニー防水工事・屋上防水工事・外壁塗装・雨漏りでお困りならピタワークスにご相談ください。

もうすぐ鬱陶しい梅雨入りですね☂

毎年大雨の記録を更新するなど局地的な豪雨被害が多くみられる時期を迎え、私たち「雨漏り診断士」が忙しくなる時期でもあります。

 

今回は雨漏りに直結するバルコニーの不具合を紹介します。

 

まず水洗いして汚れを落としてみましょう。

直線のスジが入っていませんか?

平場(歩行面)はもちろん側面にも注意してください。

FRP防水の密着工法によくみられる不具合です。

どうしておきるのか?

サンダーで削ってみると・・・

下地合板の継ぎ目が出てきました。

スジが直線なのはこのためです。

そしてスジの下地には必ず、100%といってもいいほど、ジョイントパテ処理がなされていません(;^_^A

 

こちらの現場は水の侵入がありました。

合板が黒ずんでいます。水の侵入によりプライマーの効果がなくなり防水層が浮き上がっています↓

建物は微動だにしないわけではなく人間が感知しないくらいの「動き」があり、これは内装のクロスにヒビが入るのと同じメカニズムです。

FRP防水工業会の仕様書には下地ジョイントはパテ処理をすることとなっています。

まさに「原因と結果の法則」ということですね。

 

下の画像はパテ補修の様子です↓

パテ自体が防水材で、このポリエステルパテは耐水性に優れています。

これだけでしばらくは心配ないですが、もうひと手間加えます。

↑パテ処理の上にFRPライニングします。

この時点で補修前と比べ強度が数段増しています。

 

このやり方で私が補修した現場に再度スジが入ったのは今のところ「0」です。

これらのスジは水の侵入のないものもあれば少しずつ入り込んでいるものもあります。

放置はよくありませんので早急に直すべきですね。

 

梅雨入り前に是非とも自己点検してみてください。

水洗いの際は排水口のゴミ詰まりをしっかり洗い流しておきましょう。

 

今回も最後までご覧いただきありがとうございました。

 

 

 

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