2022.07.20
三重県度会郡 陸屋根防水リフォーム
三重県の防水工事店 多気郡、度会郡、伊勢市、志摩市、松阪市、津市、鈴鹿市でベランダ・バルコニー防水工事・屋上防水工事・外壁塗装・雨漏りでお困りならピタワークスにご相談ください。
今年は三重県度会郡の陸屋根リフォーム工事のご紹介。
数年前から徐々に雨漏りが酷くなっており、相談がありました。
当該建物はコンクリ造りの平屋陸屋根構造で、現状モルタル防水で仕上げてあります。
築年数は不明ですが、ヒビが多数ありシーリング材で処理されていますね(;’∀’)
(ご自身でDIYされるとき内装用シーリング材はNGです。外部用のシーリング材にしましょう。)
モルタルでの防水は一昔前に多用されていました。当時(おそらく20年以上前)は他に選択肢がなかったのでしょう。
モルタルのヒビ割れは宿命ともいえます。
主な原因は温度応力・曲げ応力・地震力で地震力以外の2つは経年で必ず起こります。
言い換えればメンテナンスしなければ必ず雨漏りするということです。
ただしモルタルの下に2次的な防水がある場合は即雨漏りとはなりませんから
工務店さん、設計士さんに尋ねるか図面等で確認しましょう。
さて、私の大好きな水洗いです!(^^)!
長年の汚れをゴシゴシ落としました✨✨
水をかけ終わったらシーリング材も撤去しておきます↓
次は不陸調整のセメント樹脂剤で凹凸をなくします↓
下地剤を全面塗布し本日は終了。
ただしセメント樹脂は雨が降るとあまり良くないので工事日程を組む時は必ず天気の確認をしておきます。
今晩と明日の午前中の天気予報は晴れ☼のち曇り☁
翌日、早朝からライニング施工をしました。画像では朝日が昇っていますね。
なぜ早朝?と思うかもしれません。
それは午後から降水確率が高くなっているためです。
作業中、夕立や通り雨が降ると工程をやり直すことになります( ;∀;)
雨水を拭き取って湿った下地を乾燥し直す。
場合によっては何日も施工できない負のスパイラルに陥ることも・・・
なにせ雨を避けるためなら早朝や夕方日没まで有効に使います。
無事に完成したFRP防水層がこちら↓
この防水層ができると一安心。雨が降っても問題ありません。
そしてなんと‼午後からは曇りの天気予報が外れまさかの雨☂
なんとなくの予感が的中です(^▽^)/
天気を味方につける。
面白い仕事である一方、本当に難しい仕事だなとつくづく思いますね(笑)
仕上げは翌日となりました。
トップコート塗布で完了!
小さな陸屋根リフォームでしたが3日にわたっての工事です。
早朝に施工許可を頂くなど、お客様のご理解、ご協力で無事に終えることができました。
梅雨時の工事はなるべく避けたいところですが、今回のように思い切って晴れ間を狙って施工することも大事ですね。
最後までご覧いただきありがとうございました。